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FXの相場分析レポート|2022年4月22日(金)

円安牽制発言もウクライナ情勢のニュース同様、市場の反応が鈍くなってきました。
要人の言動も似通っており「危機感に応じて使用する文言」がルール化されている様子です。

それでは昨日(4月21日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。

目次

ドル円相場の振り返りファンダメンタルズ分析

20日のドル円は時間外に上昇し、前日終値比33銭高の128.21円の値をつけました。
ここ最近は、日付変更と同時に下値を広げずに上昇することが多く、少し特徴的な値動きとなっています。

7時台、国際通貨基金(IMF)高官が「最近の円安はファンダメンタルズ主導であり、日銀の超低金利政策など日本の経済政策を変更する理由にはならない」の見解を示しました。
この発言を受けて、ドル円は下落しています。

東京市場はドル買い·円売りの展開となりました。
米10年積利回りが上昇に転じると、ドル円も上昇します。
午前中は128.63円まで上昇しましたが、午後は東京市場開始価格まで反落しました。

11時台、鈴木財務相がG7で「高い緊張感を持って市場動向を注視していること、G7でもこれまでの合意に沿って緊密な意思疎通を図っていくことを確認した」と述べた。

11台、黒田日銀総裁は「為替はファンダメンタルズに反映して安定推移が望ましい」と述べました。
両発言に対し市場の反応は限定的でした。
これらの発言は円安を牽制するためのものですが、警戒水準が連日同じであるため、効果が薄くなっています。

欧州時間のドル円は方向感のない展開となりました。
東京安値まで2回下落した後、反発し、上昇に転じるなど方向感のない展開となりました。

15時、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が「ECBは7月に資産買い入れを終了し、早ければ同月に利上げを実施する可能性がある」と発言しました。
この発言でユーロは急騰しました。

NY市場では、米10年積利回りの上昇が支援材料となり、ドル円も上昇しました。東京高値到達後は反落し、午前中につけたNY安値まで戻しました。
要人発言が続きましたが、想定内の内容となっており、市場の反応は限定的となっています。

0時台、ベイリー米サンフランシスコ連銀総裁は、「さらなる利上げが必要かどうかは、インフレと労働市場の動向次第とする」

2時台、ブラード米セントルイス連銀総裁は「0.75ポイントの利上げの可能性も排除しない」と述べました。

2時台、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は「5月には50bpの利上げが検討される」「インフレの鈍化が見られない為、利上げを実施し、中立的な水準まで迅速に引き上げる」と述べました。

各要人の発言をチャートに表示してあります。市場の反応が徐々に小さくなっていることが確認できます。

本日の重要指標·発言

時間イベント
8:30日本 3月 全国消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
日本 3月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)[前年同月比]
15:00英国 小売売上高
英国 小売売上高【除自動車】
16:30ドイツ 製造業PMI【速報値】
17:00欧州連合 製造業PMI【速報値】
17:30英国 製造業PMI【速報値】
英国 サービス業PMI【速報値】
21:30カナダ 小売売上高
カナダ 小売売上高【除自動車】
23:30英国 ベイリーBOE総裁の発言

ドル円相場分析

本日は下記の分析を中心にドル円を分析していきます。

円安牽制発言について

冒頭でも述べた通り、円安牽制発言に対して市場の反応が鈍くなってきました。現在は、

「為替はファンダメンタルズに反映して安定推移が望ましい」

「高い緊張感を持って市場動向を注視する」

が主に文言として使われています。

この2つの警戒レベルは同一と見ており、今後警戒レベルが高まった場合、以下のように変更される可能性があります。
変化した場合、市場が反応しやすくなるので、注意しましょう。

「相場は経済のファンダメンタルズを反映していない」   
 
「円相場の動きは行き過ぎている」

最終的に介入に至る状況になれば、次のような声明になるが、まだ3段階くらいは余裕があると考えています。

「行き過ぎた相場の動きに対してはあらゆる措置を排除しない」
 
「断固たる措置を取る用意がある」

為替介入に関しては米国の許可が必要です。米国はインフレ対策としてドル高を容認しており、協力を得るのが難しい状況となっています。

本日のトレード方針 -USDJPY-

本日はドル円で売買方針を示していきます。

アクション価格
買いのエントリーポイント129.41
買いの利益確定ポイント(T/P)130.60
売りのエントリーポイント127.44
売りの利益確定ポイント(T/P)126.784
損切りポイント(S/L)30pips

本日はドル円のCPR(Central Pivot Range)で2日連続の『Inside Value』が出現していますので、上下のブレイクアウトを狙っていきます。
2日連続続いた場合、通常の『Inside Value』より期待値が高くなります。

CPRを表示したドル円30分足チャートもアップしておきます。

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この記事を書いた人

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