FXの相場分析レポート|2022年6月24日(金)

1日中PCの前にいると、身体がなまってきます。
家事を率先して行い、運動不足を解消するようにしています。

それでは昨日(6月23日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。

目次

ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析

東京市場は円買いが加速し、オセアニア通貨が売られました。
ドル円はピボットの位置する136.19円で上値を抑えられると下げ幅を加速させました。
その後、前日安値を下抜け&中尾元財務官の発言で急落し、ピボットS2の位置する135.11円まで値を下げました。

  1. 11時35分頃、中尾元財務官は「為替介入の可能性排除できない」と述べました。
    また、協調介入の可能性は否定しつつ「単独の介入でも、投機的な動きを抑えるためにある程度役に立つ」と述べています。

欧州市場は円買い、ユーロ売りとなりました。
フランス、ドイツ、イギリスのPMIが軒並み低水準となった為、ユーロドルは急落しています。
ドル円は節目で頭を抑えて反落する米10年債利回りに追随し、下値を探る展開となりました。

  1. 16時15分、フランスのPMIは5か月ぶりの低水準となり、ユーロは下落しました。

16時半、ドイツのPMIは5か月ぶりの低水準となり、ユーロは下落しました。

17時、欧州連合のPMIは低水準となり、ユーロは下落しました。

17時半、イギリスのPMIはまちまちの結果となりました。ただ、市場関係者からは経済指標の数値に対して懐疑的な意見も見られました。

ドイツ政府は供給不足が懸念される天然ガスをめぐり、緊急調達計画の第2段階である「緊急警報」を発令しました。

NY市場のドル円は円買い、スイスフラン買いとなっており、引き続きリスクオフの展開となっています。
ドル円は米国新規失業保険申請件数やPMIの悪化が引き金となり急落しています。
ピボットS3を下抜ける強い下落となっており、当日始値から約2円幅の下落となりました。

  1. 24時頃、パウエルFRB議長は「インフレ抑制に向けたFRBのコミットメントは無条件である」
    「積極的な金融引き締めは失業率の上昇を招く可能性がある」
    「失業率が上昇してもインフレ抑制を優先する」との見解を述べました。
    発言後、ドル円は反転上昇しています。

本日の重要指標·発言

8:50 日本 5月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

8:50 日本 5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)

8:50 日本 5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品·エネルギー除く)(前年同月比)

15:00 英国 5月小売売上高(前月比/前年同月比)

15:00 英国 5月小売売上高(除自動車)(前月比/前年同月比)

20:30 米国 セントルイス連銀総裁 ブラード総裁の発言

23:00 米国 6月ミシガン大学消費者態度指数·確報値

23:00 米国 5月新築住宅販売件数(年率換算件数)

23:00 米国 5月新築住宅販売件数(前月比)

相場分析−テクニカル分析− 

本日は下記の分析を中心にドル円分析していきます。

·節目を使用した環境認識

節目を使用した環境認識

チャートはドル円1時間足です。

チャートには4つのラインを引いています。

  • 2002年の高値
  • 2002年足のローソク足実体上限
  • V字回復のネックライン
  • 2点形成の節目(ここはゾーンで判断する)

この1時間足のラインを使い、5分足or15分足でトレードしていきます。

次はドル円15分足のチャートです。

綺麗に反応したのは『①2002年の高値』と『③V字回復のネックライン』となっています。

節目でのきれいな反応を確認したら、何らかのシグナル転換でエントリーを考えますが、
ダウ理論で判断すると、ピンクの四角を上抜けるまではロングを狙わないのが無難です。

③V字回復のネックライン』で2回反応した後、上値更新に失敗するとその後急落します。
このように、節目に対し勢いよく衝突した場合、抜けるときにストップロスを巻き込んで大きく動くことが多いです。

節目では、上狙い、下狙いにかかわらず、
値動きの大きなポイントであることを意識してトレードすることが大切だと思います。

本日のトレード方針-euraud-

本日はユーロオージーで売買方針を示していきます。

アクション価格
エントリーポイント1.51985
建値決済移動ポイント1.51094
損切りポイント(S/L)1.52896

ユーロオージーは週足の節目に到達していますので、タイミングを見て売りを狙っていきます。
昨日(23日)の日足は『上ヒゲだけが節目を上抜けたピンバー』となっており、売り圧力が高まると判断しています。
エントリーはサポレジ転換の節目ブレイクです。
大きな利益が期待できるポイントなので、リミットは設定せず、建値決済を設定しています。

精神的な安定を求めるのであれば、建値決済ポイントでポジションの半分を利確するのも良いと思います。

少し早めに仕掛けになるので、控えめなロットで取引します。

注意事項

本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。

取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから

アプリ画面
この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

コメント コメント 0

コメントする