FXの相場レポート分析|2022年8月4日(木)

最近、妻と息子の折り合いが悪く、お父さんは仲直りさせようと一生懸命です。
難しい問題ですが、相場同様ベストを尽くし、一喜一憂せずに取り組みます。

それでは8月3日のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。

目次

ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析

ドル(橙)、ユーロ(赤)、円(水色)、豪ドル(青)

東京市場は円売りとなりました。

ペロシ米下院議長が訪台中なので、突発的なニュースにも注意していましたが、特に目立った値動きに繋がるものはありませんでした。

ドルは、2日NY市場からFRBメンバーによるタカ派的な発言が続いており、ドル買いの流れが持続しています。

ドル円は週足の節目で反発中しています。FRBメンバーのタカ派的な発言が続いている影響もあり、市場オープンから上昇しました。

前日と前々日の高値を超え、133.891円まで上昇します。

仲値後は反落し、中国株式市場が下落を開始すると、ドル円も下げ幅を拡大します。始値を下抜け、132.279円まで急落しました。

ピボットを意識した値動きとなっています。
その後は強い反発となり、始値を上抜ける値動きを見せると、その後は膠着状態となりました。

  1. 7時45分、セントルイス連銀のブラード総裁は、「経済を軟着陸させることは可能」と述べました。
    この発言を受け、ドルは上昇しています。

欧州市場のドル円は小動きとなりました。

  1. 16時50分~17時半、フランス、ドイツ、欧州連合、イギリス等、欧州の7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)は、イギリスを除き予想値を上回る結果となりました。
    この結果を受け、ユーロは小幅に上昇しています。

NY市場は、米国の7月ISM非製造業景況指数(総合)が予想値を大幅に上回り、ドルが急騰しました。

その後も、FRBメンバーのタカ派的発言が相次ぎ上昇しまています。

7月29日の高値に到達した後は反落し、高値圏で膠着状態となっています。

  1. 20時30分頃、セントルイス連銀のブラード総裁は、「年後半のGDPは前半より強くなる」「年末までに3.75-4%への政策金利引き上げが望ましい」と述べました。
    この発言を受け、ドルは上昇しています。
  2. 米国7月ISM非製造業景況指数は予想値を大きく上回りました。
    この結果を受け、ドルは上昇しています。
  3. 24時30分頃、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、「9月会合で0.50%利上げは妥当」と述べました。
    タカ派的な発言となり、ドルは上昇しました。

本日の重要指標·発言

時間イベント
10:30豪洲 6月貿易収支
15:00ドイツ 6月製造業新規受注
20:00英国 BOE政策金利発表
20:00英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
25:00米国 クリーブランド連銀総裁 メスタ―総裁の発言

相場分析−テクニカル分析− 

本日は以下の分析を中心に環境認識を行います。

・節目を使用した環境認識(日足)
・節目を使用した環境認識(1時間足)

節目を使用した環境認識(日足)

ドル円日足

5月9日の高値「131.347」円でサポートされています。
ここはサポレジ転換ラインとしても意識しており、強い節目となっています。

サポート後は、FRBメンバーのタカ派発言が相次ぎ、大きく上昇しました。

日足で見ると、節目を背に2バーリバーサルが示現しています。

ポイントは節目を髭だけ下回っている点です。
意識される節目の場合、このように髭だけが節目を超えることが多いです。

このような関係になると、「節目に反応している状態」として相場が意識されやすく、トレードのチャンスとなります。私も多くのシステムに導入しています。

節目を使用した環境認識(1時間足)

ドル円1時間足

1時間足で見てみます。
橙色の丸で囲った部分は、「日足の下ヒゲ部分」です。
日足チャートと合わせて見てみましょう。

1時間足のみの分析で分かりづらい情報も、複数の時間足の分析を行う事でカバーすることが出来ます。

青四角緑四角がそれぞれ連動しており、左右対称で動いている事が分かります。

このように「左右対称で動きやすい値動き」というものは事前に察知することが可能ですので、注意してみていくと良いです。

そして、橙色の水平ラインが、この波系の値幅限界ライン(137.254~)です。

本日のトレード方針

本日はユーロドルで売買方針を示していきます。

アクション価格
エントリーポイント1.01768
利益確定ポイント(T/P)0.99879
建値ストップ移動ポイント1.01077
損切りポイント(S/L)1.02111
ユーロドル1時間足

日足チャートで売りシグナルの出ているユーロドルの戻り売りを狙います。

既に反落しても良いポイントまで上がっていますので、一部成行売りで良いと思います。

建値ストップ移動ポイントは、4時間足のダブルトップのネックライン付近、
利益確定ポイントは日足のローソク足実体下限で設定しています。

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