FXの相場レポート分析|2022年8月25日(木)

最近、YouTubeで人気の料理研究家・Ryujiさんのレシピに挑戦しています。
美味しいのは勿論、中にはユニークで興味をそそられる調理法もあり楽しんでいます。

それでは昨日(8月24日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。

目次

ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析

ドル(橙)、ユーロ(赤)、円(水色)、豪ドル(青)

23日の米8月製造業PMI速報値はネガティブサプライズとなり、ドル売りが強まる結果となりました。

26日23時にはジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の発言が予定されており、タカ派発言継続の思惑からドル買いが優勢となっています。

24日はウクライナの旧ソビエトからの独立記念日であり、戦闘激化が懸念されていました。

また、ザポリージャ原発付近の砲撃に関して、国連の安全保障理事会で緊急の会合が開かれ、数日以内に専門家を派遣する考えを示しました

東京市場

ドル買い・円買い、オージー売りとなり、8月製造業PMI速報値の買戻しの値動きとなっています。

ドル円は、早朝に➊カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の発言を受けドル買いとなり、前日の節目の位置する136.913円まで上昇しました。

その後、❸中国が追加の経済支援措置を発表すると、日米中株式市場は上昇に転じ、ドルは売られました。

この影響でドル円は下落し、高値圏のレンジを下抜けた後は急落します。

  1. 8時30分頃、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は
    「FRBや金融市場はインフレ圧力の強さを過小評価している」
    「金融引き締めが必要なのは非常に明確」
    「インフレが2%に戻る証拠を見たときのみ緩和する」

    と述べました。

    このタカ派的な発言でドル高になりました。
  2. 12時30分頃、中国は、追加の経済支援措置実施を発表しました。

    インフラ事業やハイテク企業への支援強化を行います。

    この発表を受け、日米中株式市場は上昇に転じました

欧州市場

東京市場の流れを引き継ぎ、ドル円は高値圏で上値が抑えられると売られ136.168円まで下落しました。

その後は急反発し、市場始値まで値を戻す「行ってこい」の値動きとなりました。

NY市場

❸7月米耐久財受注統計の結果を受けてドルは急伸し、ドル円も上昇基調となっています。

❹7月米中古住宅販売成約指数も予想を上回りドル円は上昇しますが、直後に失速し、その後は方向感のない展開となっています。

ユーロドルは23日にパリティ(1.0000)で上値を抑えられた後は下落基調でしたが、ロンドンフィキシングで急騰し、再びパリティに迫る値動きを見せました。

その後は反転し、方向感のない値動きが続いています。

  1. 21時30分、「7月米耐久財受注統計」は予想を下回る結果、「7月米耐久財受注・輸送用機器除く」は予想を上回る結果となりました。
    結果はまちまちでしたが、ドルは上昇しています。
  2. 23時00分、7月米中古住宅販売成約指数は予想を上回る結果となりました。
    この結果を受け、ドルは上昇しました。

本日の重要指標·発言

時間イベント
7:45NZ 4-6月期四半期小売売上高
15:00ドイツ 4-6月期国内総生産(GDP・改定値)
17:00ドイツ 8月IFO企業景況感指数
20:30欧州 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
21:30米国 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP・改定値)

相場分析−テクニカル分析− 

本日は以下のテクニカルを中心に分析していきます

・節目を使用した環境認識(ドル円1時間足)

節目を使用した環境認識(ドル円1時間足)

ドル円1時間足
  1. 上値は緑四角の出来高の多いレンジ」のレンジ上限で抑えられています。
  2. フィボナッチ・ターゲットの138.2%は①と重複しています。
  3. 「緑四角の出来高の多いレンジ」のレンジ下限と紫四角の高値」サポレジ転換しています。

    同時に、②フィボナッチ・ターゲットの基点となったポイントになっていることに注目です。

    ❸は「サポレジ転換」「フィボナッチの基点」の重複ポイントなので意識されやすくなります。

    また、ここを下抜けた場合は下落圧力が弱まることが予想されますので、注視しましょう。

③到達時には、

・ファンダメンタルズの材料が少ない
・陽線を含む

以上の2点に該当する場合、反発狙いのロングの勝率が上がります。

本日のトレード方針

本日はドル円で売買方針を示していきます。

アクション価格
エントリーポイント(成り行き売り)137.055
利益確定ポイント(T/P)136.243
損切りポイント(S/L)137.722
ドル円1時間足

ジャクソンホール会議までは大きな動きはない(高値更新はない)と見て、売りで臨みます。

利食いポイントを設定していますが、レンジ相場が予想されるため、ストップ幅に対し、リミット幅は小さめでも良いと考えています。

本日はゴトー日なので、仲値後(9:55以降)の成行でも良いと思います。

注意事項

本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。

取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから

アプリ画面
この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

コメント コメント 0

コメントする