MiltonMarketsの評判は最悪?詐欺業者の噂をプロが検証

MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は、2015年から営業を開始している海外FX業者です。

ですが、2017年に親会社GCMのCEOが詐欺とマネーロンダリングの容疑で逮捕されたのを機に、経営破綻したことがあります。

2020年にはサービス内容を刷新して再スタートしていますが、果たして利用しても大丈夫でしょうか?

もしかしたら詐欺体質は変わっておらず、評判は悪評だらけかもしれません。

できれば利用前に安全な業者なのかどうかを、1度確認しておきたいところです。

この記事では、FX会社の格付けサービスを提供しているWikiFXが、
MiltonMarketsの安全性について事実ベースで客観的に解説しています。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

MiltonMarketsが安全性の高い業者なのかどうかを、取得ライセンスや規則、Twitterの口コミなど様々な視点から安全性を徹底的に調査しましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

MiltonMarketsの安全性を基本情報や取得ライセンスなどから調査

出典:MiltonMarkets

MiltonMarketsの安全性を確かめるために、公式サイトやWikiFXで下記3点を調査しました。

安全性調査項目

1.企業情報と特徴
2.取得ライセンス
3.ユーザーの資産保護

基本情報1.企業情報と特徴

MiltonMarketsの企業情報や特徴は、以下の通りです。

MiltonMarketsの公式サイトは、日本語を含む3ヵ国語で対応しています。

カスタマーサービスにはEメールとチャットがあり、平日9:00~17:00で対応しているようです。

また、日本人スタッフもいるとされています。

特徴詳細
取扱商品・FX
・貴金属
・エネルギー
・株式
・インデックス
・仮想通貨

など70銘柄以上
レバレッジ最大200倍、500倍、1,000倍
※口座タイプや口座残高により変動
口座タイプ・FLEX口座(レバレッジ500倍)
・SMART口座(レバレッジ200倍、500倍、1,000倍)
※SMART口座は、口座残高によりレバレッジが変動
取引プラットフォームMT4
スプレッド・FLEX口座:1.7pips~
・SMART口座:1.0pips~
最低入金額・FLEX口座:10,000円
・SMART口座:30,000円
※口座タイプにより変動
入出金方法・銀行送金
・bitwallet
ロスカット・FLEX口座:20%
・SMART口座:50%
※口座タイプにより変動
ゼロカットあり
スキャルピング可能
両建て可能
ボーナス入金ボーナス(不定期)
MiltonMarketsの特徴

MiltonMarketsの特徴として、下記3つが挙げられます。

MiltonMarketsの特徴
  1. 入出金方法にクレジットカードがない
  2. ロスカットが口座タイプにより変動する
  3. スリッページ保証制度を明示している

1つ目の特徴は「入出金方法にクレジットカードがない」点です。

他社では、

  • 銀行振込
  • クレジットカード
  • bitwallet

の3種類を提供している場合がほとんどです。

しかしMiltonMarketsでは、

  • 銀行送金
  • bitwallet

と、クレジットカードを除いた2種類しかないため、入出金はしにくい業者と言えます。

2つ目の特徴は「ロスカットが口座タイプにより変動する」点です。

海外FX業者の多くはロスカット水準を口座タイプに関係なく、20%~30%と一律にしている場合が多いです。

しかしMiltonMarketsでは、ロスカット水準が下記の通り口座タイプで変動するので、口座開設で口座タイプを選択する段階から注意する必要があります。

MiltonMarketsの口座タイプロスカット水準
FLEX口座20%
SMART口座50%
MiltonMarketsのロスカット水準

3つ目の特徴は「スリッページ保証制度を明示している」点です。

MiltonMarketsでは公式サイトで「スリッページ保証制度」を明示しており、下記条件を満たしているなら、注文価格と約定価格の差(スリッページ)を支払うとしています。

お客様の注文が下記のすべての条件を満たしている場合、お客様の口座に対して注文価格と約定価格の差額(スリッページ分)をお支払いします。

スリッページ幅が1pips以上
約定時間が500ms以上
約定時間がマーケットオープン・クローズ時前後60分以外
約定時間が指標発表・ニュース等の前後30分以外

出典:MiltonMarkets

しかし、上記の条件をどのように判定しているかは不明です。

よって、本当に「スリッページ保証制度」が実行されているかは分からないので、この保証ありきで取引するのは止めておきましょう。

基本情報2.取得ライセンス

MiltonMarketsが取得している金融ライセンスを、WikiFXで調査しました。

取得しているライセンスは、以下の通りです。

No.ライセンス名現在の状態ライセンスタイプ取得難易度
1ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)クローンの疑い金融サービス企業
MiltonMarketsの取得ライセンス一覧

≫WikiFXでMiltonMarketsの取得ライセンスを確認する

取得ライセンス1.ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)

ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)のライセンス情報は、以下の通り。

正式名称Financial Service Providers Register
日本語名(略称)ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)
設立2008年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://fsp-register.companiesoffice.govt.nz/
FSPRライセンス情報

ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)は、ニュージーランドで金融事業を展開するサービス事業者や企業を登録する機関です。

ニュージーランド金融市場局(FMA)とニュージーランド準備銀行(RBNZ)に登録している業者は登録必須ですが、それ以外のFX業者も申請すれば登録できます。

つまり金融サービスを提供している業者であればどこでも登録できるため、ここで確認できるものは金融ライセンスの取得業者とは言い難いです。

そのため、取得難易度や信頼性は低いとされています。

ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)では、下記のいずれかに該当する場合のみ、登録は必須としています。

ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)に登録が必須な場合
  • ニュージーランド人向けに金融サービスを行う
  • アンチマネーロンダリングや2009年テロ法に準拠した資金調達を行い、金融サービスをする企業
  • ニュージーランド金融市場局(FMA)とニュージーランド準備銀行(RBNZ)に登録している

取得状況はWikiFXにより、FSPR公式サイトにてMiltonMarketsグループの1つである「WSM INVEST LIMITED」と、業者名の「MiltonMarkets」が確認されています。

ですが、クローンの疑いがあるとして「偽擬似ライセンス」認定しています。

同じライセンスを取得しているFX業者は、以下の通りです。

FX業者名ライセンスNo.
FXBeyond564306
FXOpen192685
ironFX298966
同じライセンスを取得しているFX業者

基本情報3.ユーザーの資産保護

MiltonMarketsがユーザーの資産保護をするために、「分別管理」や「信託保全」などを公式サイトで明言しているか調査しました。

分別管理・信託保全とは?

分別管理・信託保全というのは、FX会社が顧客から預かった資金を管理する方式のことです。
分別管理は、FX会社の運営資金と顧客の預入資金を分別して管理していることを表します。
しかし、本当に顧客資金に手が付けられないのかはトレードにはわかりませんし、会社が倒産した場合に返金される保証もありません。
一方の信託保全というのは、顧客資金と同額の資金を信託銀行などの預ける資金管理方式です。
この場合、会社が簡単に顧客資金に手を付けることはできないですし、倒産しても銀行からトレーダーへ資金が返金されます。

その結果、明言が確認できなかったため、MiltonMarketsではユーザーの資産保護を実施していないようです。

MiltonMarketsの評判とは?Twitterで口コミ5件を調査

MiltonMarketsの評判を確かめるために、Twitterで口コミを調査しました。

その中で関係ありそうなものを、5件ピックアップしてご紹介します。

MiltonMarketsのTwitterでの口コミ(2022年8月15日時点)
  1. 弊社の最新のシステムにより不正行為が確認されました
  2. 1週間くらいかかったけど、ちゃんと出金できた
  3. 口座を一ヶ月放置したら全利益がなくなっていた
  4. 怪しいMAMに誘導する詐欺師達のブローカー
  5. このスプレッドならそこそこ良いんじゃないかなと思う

口コミ1.弊社の最新のシステムにより不正行為が確認されました

上記はMiltonMarketsの公式アカウントのツイートで、システムにより不正行為を確認したため、ユーザーに対して入金額を全額返金するとしています。

この後、不正行為をしたとされる方は、

その独自の最新システムで不正をしたという証拠をちゃんとメールで説明していただきたいです!
私は不正行為もやましいこともありません!

と反論しています。

しかしMiltonMarkets側は、

普通の取引をしているお客様は不正取引があったとシステムに上がってくることはありません。

と返信した後、

今後ミルトンマーケッツのご利用はお控えください。

と不正の証拠を示さず、一方的に利用中止を言い渡しています。

この内容から不正をしたとされる方は、本当に不正行為に近いことをしたのかもしれません。

しかし、不正行為をしたという証拠をMiltonMarketsが示していないので、誤認定かでっち上げている可能性があります。

口コミ2.1週間くらいかかったけど、ちゃんと出金できた

この方は出金申請をして、着金に1週間かかったようです。

MiltonMarketsの公式サイトでは、出金申請に問題がなければ、下記の日数で出金が完了すると明言しています。

申請内容に問題がない場合、出金のお手続きには下記の営業日数を頂いております。

bitwallet送金:おおよそ3~5営業日。
国内銀行送金:弊社側でのお手続き3~5営業日 + 別途、各金融機関での処理時間(下記参照)


・24時間即時決済に対応している金融機関への送金の場合は即着金。
・上記以外は、着金は翌営業日になることがございます。

出典:MiltonMarkets

逆に1週間以上かかる場合は、MiltonMarketsに問い合わせた方がいいでしょう。

口コミ3.口座を一ヶ月放置したら全利益がなくなっていた

かつてMiltonMarketsには口座開設ボーナスがあったようですが、現在は不定期の入金ボーナスしかありません。

またボーナスの条件に利益出金の有効期限があったためか、利益もろとも削除された可能性があります。

そのためMiltonMarketsに限らず、ボーナスだけで取引する場合は、しっかり条件を確認しておくようにしましょう。

口コミ4.怪しいMAMに誘導する詐欺師達のブローカー

このツイートによると、MiltonMarketsは詐欺師達からMAMに誘導する目的で、よく紹介される業者のようです。

MAMとは?

MAMとは、”Multi Account Manager”の略で、プロのトレーダーに資金を預けずに、発注指示のみを出して取引を任せる運用方法のことです。

もし、

MiltonMarketsでMAM口座を開設しませんか?

という勧誘を受けたら詐欺の可能性が高いので、絶対に誘いに乗らないようにしましょう。

口コミ5.このスプレッドならそこそこ良いんじゃないかなと思う

添付された画像を見ると、EURUSDやUSDJPYのようなメジャー通貨ペアのスプレッドが1.0~1.4pipsであることが分かります。
(MT4のスプレッドは、1.0pipsの場合「スプレッド:10」と表示)

出典:Twitter

他のFX業者と比較しても遜色ない広さなので、スプレッドは問題ないようです。

WikiFX「真相公開」から口コミを調査

WikiFXでは、ユーザーから寄せられる口コミとして「真相公開」が掲載されています。

2022年8月15日時点で、MiltonMarketsの「真相公開」はありません。

WikiFXによる独自調査結果

WikiFXでは、FX業者を数値で判定する『スコア評価』や、ペーパーカンパニーでないかを調査する『現地調査』などを行っています。

またそれらの結果を基に『注意喚起』も行っています。

そのためここからは、WikiFXがどのようにMiltonMarketsを評価しているのかを調査しました。

MiltonMarketsの調査結果は、以下の通りです。

独自調査1.スコア評価

WikiFXでは、下記の5つの指標から10点満点でFX業者を評価しています。

WikiFXスコアの評価基準
  1. ライセンス指数:取得ライセンスの信頼性・価値
  2. 事業指数:企業としての安定性・運営能力など
  3. リスク指数:倒産時の資産保証の度合い・詐欺業者の可能性の低さなど
  4. ソフトウェア指数:取引プラットフォームなどの利用環境
  5. 規制指数:取得ライセンスの規制の強さ

MiltonMarketsのスコア評価結果は、以下の通り。

WikiFX評価の詳細は「WikiFX MiltonMarkets」ページでもご確認頂けます。

MiltonMarketsのスコア評価(出典:WikiFX)
指数スコア
総合スコア1.20
ライセンス指数0.00
事業指数6.58
リスク指数0.00
ソフトウェア指数6.13
規制指数0.00
MiltonMarketsのスコア評価(2022年8月15日時点)

総合スコアは「1.20」と、FX業者としては最低の部類に入ります。

「ライセンス指数」「0.00」と、皆無です。
その要因として「基本情報2.取得ライセンス」で解説したとおり、唯一取得している金融ライセンスが「クローンの疑い」となっていることが考えられます。

また同じ理由から「規制指数」「0.00」と、こちらも皆無です。

「事業指数」「6.58」と、資本金や運営能力はやや高いと判断されています。

「リスク指数」「0.00」と、皆無です。
「基本情報3.ユーザー資産の保護」にてユーザーの資産保護に関する明言が確認できなかったことから、WikiFXでもその保証は一切ないと判断しているようです。

「ソフトウェア指数」「6.13」と、やや高いとされています。
取引プラットフォームはMT4しかありませんが、決済速度やスプレッドの広さなどの取引環境は十分と判断しているようです。

独自調査2.現地調査

WikiFXの「現地調査」では、現地オフィスへ実際に訪問し、ペーパーカンパニーであるかどうかを調査しています。

2022年8月15日時点で、WikiFXによるMiltonMarketsへの現地調査はありません。

独自調査3.注意喚起

2022年8月15日時点でWikiFXから、MiltonMarketsに下記3点のリスクがあるとして注意喚起をしています。

WikiFXからの注意喚起(2022年8月15日時点)
  1. このブローカーには現在、有効なライセンスが確認されていないので、リスクに注意。
  2. ニュージーランド金融サービス事業登録(FSPR)(ライセンス番号:341966)はクローンの疑いがあるので、注意。
  3. このブローカーには日本の有効なライセンスがないので、注意。

MiltonMarketsで出金拒否につながるルールは3つ

MiltonMarketsの公式サイトでは「Milton Marketsヘルプセンター」にて、出金拒否につながるようなルールを3つ公開しています。

ルール違反をすると出金拒否となる可能性があるので、注意してください。

MiltonMarketsで出金拒否につながるルール
  1. 月に2回以上出金すると、2回目以降は出金手数料が発生
  2. ポジション保有中は出金不可
  3. 住所確認書類が未提出

ルール1.月に2回以上出金すると、2回目以降は出金手数料が発生

MiltonMarketsでは「月に2回以上出金手続きを行いますと、2回目以降は都度、手数料3000円が出金希望額から差し引かれます。」というルールがあります。

そのため、2回目以降の出金時に手数料3,000円を考慮した金額で出金しなければ、残高不足で出金拒否になると考えられます。

≫MiltonMarkets公式サイトでルールを確認する

ルール2.ポジション保有中は出金不可

MiltonMarketsでは「取引口座にてポジションを保有している場合は出金の申請はできません。」としています。

よって、ポジションをすべて決済してから出金申請をしないと、出金拒否になるようです。

ルール3.住所確認書類が未提出

MiltonMarketsでは「住所確認書類が未提出の場合は、出金申請の前にご提出願います。」としています。

MiltonMarketsが住所確認書類として認めている書類は、以下の通りです。

MiltonMarketsが住所確認書類として認めている書類
  • 公共料金の請求書
  • 電話/インターネット/テレビの請求書
  • 銀行の明細書 等

※住所と氏名が記載され、発行日が3カ月以内であること

もし住所確認書類が未提出の場合や受理されていない場合は、出金拒否になる可能性があります。

調査結果:取得ライセンスは実質無い状態であり、悪評も確認できる

ここまでMiltonMarketsの評判や安全性などを、口コミやライセンス情報などから徹底的に調査してきました。

結論として取得ライセンスが実質無い状態や、不正行為の誤認定と詐欺に関する悪評が確認できる点などから、利用しない方がいいでしょう。

なぜなら、唯一取得しているとされるライセンスは「クローンの疑い」があるため、実質、取得ライセンス無しで営業している状態と言えるからです。

また、不正行為の疑いで一方的に利用中止を言い渡したり、詐欺師たちに紹介される業者として名前が挙がっていたりする点から、利用すれば何らかのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

よってMiltonMarketsを利用するのは、控えておきましょう。

WikiFXでは、資金の安全性やサービスクオリティの高さが証明されている国内FX業者の利用を推奨しています。

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