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海外FXのMAM・PMAMは危険!?仕組みをプロがわかりやすく解説

最近よく耳にするようになった海外FXのMAMとPAMM。
気になっている方も多いのではないでしょうか?

MAMとPAMMはFXにおけるトレード手法のひとつです。

EAを使った自動売買やコピートレードの仲間と言えばわかりやすいかもしれません。

MAM口座とPAMM口座は初心者でも簡単に開設できる反面、その危険性が多く指摘されているのも事実です。

ここでは海外FXのMAM/PAMMを、WikiFX(ウィキエフエックス)がプロの立場から徹底的に解説していきます。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

目次

海外FX会社のMAM/PAMMとは

MAM(Multi Account Manager)とPAMM(Percentage Allocation Management Module)の仕組みは投資信託やファンドに似ています。

簡単に言うとMAM口座とPAMM口座は、自分の資金を第三者に運用してもらうFX版投資ファンドのようなものです。
ここからはより詳しくMAM口座とPAMM口座について見ていきましょう。

MAM/PAMMの仕組み

MAM口座とPAMM口座はいずれも「マネージドアカウント」と呼ばれ、第三者のトレーダーが資金を代わりに運用してくれます。

したがって、FX業者に任命されたトレーダーが自分の代わりにFXの取引してくれるのがMAM口座とPAMM口座です。

どんなFXトレーダーでも審査を通れば口座マネージャーになることができる…というFX会社もあります。

運用によって損益が発生した場合、利用者の預け入れ残高に応じて金額が分配されます。
100万円と10万円を預けている利用者がいたとするなら、100万円の方により多くの金額が分配されるということです。

また、一般的に利益が出た場合は、利益の15~30%を手数料として運用者に支払う場合が多いです。
もちろん損失が出る場合もありますが、この場合は運用者への手数料は発生しません。
手数料はあくまでも成功報酬制になっています。

FX会社の審査を合格したトレーダーいっても、もちろん損失が出ないわけではないですし、普通に損をしてしまうケースも存在します。

ただ、もしMAM/PAMM口座で資産を運用して利用者に利益が出なければ、FX会社の利用者が減り、会社自体の利益の減少につながります。
それらは全てプロトレーダーやファンドマネージャーの責任となるので、FX会社としても優秀なトレーダーを集めてMAM/PAMM口座の運用をお願いしているものと考えられます。

MAM口座とPAMM口座の違い

MAM口座とPAMM口座の違いは以下の通りです。

MAM口座PAMM口座
資金を管理する口座マスター口座顧客の口座
取引状況詳細を確認できる確認できない
運用者側の視点トレード手法が表に出るトレードが表に出ない

MAM口座とPAMM口座の違いは、顧客の資金を管理する口座にあります。
MAM口座では顧客の専用の口座で資金が管理され、運営者に委託されているのは取引発注の権限だけです。

それに対しPAMM口座では、顧客の資金は運営者専用のマスター口座で管理され、顧客の資金と取引発注の権限が運用者に委託されています。

これらの顧客資金の管理方法の違いで何がもたらされるかというと、取引の詳細が明確か否かということです。

MAM口座では顧客の口座で取引の発注がなされるため、詳細な取引履歴を確認することができます。
しかしPAMM口座の場合は運用者側のマスター口座で取引が行われるため、確認できるのは資金の増減のみです。

したがってMAM口座では、運用者のトレード手法やロジックまでを確認できることになります。

このような違いから、顧客側としては透明性のあるMAM口座の方に安心感を覚えますが、運用者側からするとそうではありません。

運用者側の立場からすると、MAM口座ではトレード手法が全てさらされるわけです。
場合によっては、トレード手法をマネされてしまう危険性もあります。

そのため海外FX会社ではMAM口座よりもPAMM口座の方が主流になっているのが実情です。

MAM/PAMMとEAとの違い

資産の運用を他者に任せるという意味ではMAM/PAMMとEAによる自動売買は非常に似ていると言えます。

しかし大きく違うのは、取引を行うのが人なのかシステムなのかということです。

MAM/PAMMに関しては、運用者が人なので、当然ヒューマンエラーも発生します。

それに対しEAによるシステムトレードは、定められたロジックのもとに取引が繰り返されるわけです。

しかしそのようなシステムトレードのロジックは、特定の状況に対応するように固定されているものがほとんどです。

突発的な相場の動きやファンダメンタルズの変化に対応できず、それまでの利益を吐き出してしまうということが往々にして起こり得ます。

その点、プロトレーダーやファンドマネージャーなどの人による裁量トレードだと、そのような急な相場の変化にも臨機応変に対応できると言えるでしょう。

また、取引手数料にも違いがあります。

前述したように、MAM/PAMMは成果報酬制。
利益が出た場合のみ手数料を支払わなければなりません。

一方EAによる自動売買には、一部の有料のEAを除いて手数料はかかりません。
ただEAは素人が作成したものからプロが作成した本格的なEAまで、様々なものがあります。
その中から自分に合ったEAを選ばなくてはいけない難しさもあると言えるでしょう。

このようにMAM/PAMMとEAによる自動売買には、どちらにも一長一短があると言えます。

危険!詐欺には注意しましょう

ここまで見てきたように、MAM/PAMMというのはトレード技術のある方に運用してもらえるので、「FXで早く結果を出したい」と強く願っている人にはとても魅力的な手法に映るかもしれません。

しかし、注意点もあります。
最近、SNS上ではMAM/PAMM口座への詐欺まがいの勧誘が多く見られるからです。

個人や企業が、

  • 「絶対に儲かる」
  • 「初心者でも100%安心」
  • 「利回り200%以上は確実」

などとしてくる過剰な勧誘は、明らかにIB報酬目的であることが見て取れます。

ちなみに、IB報酬というのはFX版アフィリエイトのようなもので、紹介した業者を利用してもらうと紹介料がもらえるというものです。

したがって運用実績や勝率を捏造してまでも、利用者を勧誘する者が後を絶たないのです。
中には、勧誘した先のMAM/PAMM口座そのものが詐欺だったケースも過去には報告されています。

特にPAMM口座であれば、詳細な取引状況が確認できませんので、詐欺が起こりやすいスキームとも言えるでしょう。

FXに「絶対に儲かる」はありません。
もしそのような謳い文句でMAM/PAMM口座を勧誘されたら、まずは疑ってかかるようにしてみてください。

それでも、もし気になるMAM/PAMM口座を見つけたなら、LPOAを確認してみましょう。
LPOAとは「Limited Power of Attorney」の略で、MAM/PAMMを利用するための委任状です。

LPOAは契約に関する詳しい詳細が記載されていますので、利用前は必ず確認するようにしてください。

MAM/PAMMのメリット

怪しげな勧誘も多い海外FXのMAM/PAMMですが、メリットがないわけではありません。
MAM/PAMMのメリットは次の3点です。

  1. トレードの知識が要らない
  2. トレードに時間を取られない
  3. トレードが学べる

いずれもFXを始めたばかりの方から上級者の方にまで当てはまる有益なメリットです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.トレードの知識が要らない

MAM/PAMMでは取引の全てを他のトレーダーに任せるため、利用者に一切のトレード知識が無くとも利益が生じる可能性があります。

全くのFX初心者であれば、注文の出し方やチャートの見方、プラットフォームの使い方などの細かなことをいちから覚えなくてはいけません。

そういったことを飛ばして、いきなり利益を出せる可能性があるのはメリットの一つと言えるでしょう。

2.トレードに時間を取られない

日中に仕事をされている方が1日のうちにトレードに割ける時間は限られています。
場合によっては寝る時間を削ったり、仕事の合間にスマートフォンでチャートを眺めたりしているのではないでしょうか。

その点、MAM/PAMM口座を利用すれば、トレードに時間を取られることはなくなります。
トレードに時間を取られることなく、利益が出る可能性があるというのはメリットです。

3.トレードが学べる

MAM口座のみのメリットになりますが、トレード上級者のノウハウを学ぶことができるのはメリットです。

MAM口座であれば、リアルタイムでのエントリーのタイミングや、利益確定・損切りのポイントを知ることができます。
それら取引の詳細から、プロの手法やロジックを学ぶことができるのは、FX初級者から上級者までにとって大きな学びになると言えるでしょう。

MAM/PAMMのデメリット

ここからはデメリットについても見ていきましょう。
MAM/PAMMのデメリットは以下の5点です。

  1. 損失を被る恐れがある
  2. 手数料が割高
  3. 自分のタイミングで運用を停止できない
  4. 自分のタイミングで出金できない
  5. トレードスキルが上達しない

メリットに比べデメリットの方が多いのは、取引の全てを運用者に任せるが故に起きることです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.損失を被る恐れがある

運用者の力量によって損益が大きく変わってくるのが、MAM/PAMM口座の特徴です。
運用する人によっては大きな損失が出ることもあり得ます。

仮に取引内容に納得がいかなくも、意見することやアドバイスをすることはできません。

損失が出てしまっても全て自己責任ですが、自身の手でトレードをしているわけではないので、そう簡単に割り切れるものではないでしょう。
自分のあずかり知らないところで、損失が出てしまうのは心理的にも大きな負担と言えます。

2.手数料が割高

利益の15~30%という手数料の高さもデメリットのひとつです。

MAM/PAMM口座の手数料は成果報酬制ではありますが、さきほど見たEAが手数料ゼロであることと比べてしまうとその差は歴然です。
ましてやMAM/PAMM口座もEAと同様に損失が出る場合もあるわけですから、手数料の割高感は否めません。

3.自分のタイミングで運用を停止できない

MAM/PAMM口座には、自分の意志で運用を止めることができないロックアップ期間が設けられるケースが多いです。

多くの場合、MAM/PAMM口座の利用開始から最低1ヶ月はロックアップ期間として定められています。

もし、その間に大きな損失を被ったとしても、MAM/PAMM口座の運用を停止することはできないというのは大きなデメリットです。

4.自分のタイミングで出金できない

MAM/PAMM口座では出金のタイミングが制限されるケースがあります。

前述したロックアップ期間もそうですし、運用者がポジションを保有中の際には出金ができないケースが多く見られます。
もし、急に資金が必要になった場合などには大きなデメリットになるでしょう。

5.トレードスキルが上達しない

これはPAMM口座に関するデメリットです。
PAMM口座では取引の詳細がわかりません。わかるのは資金の増減のみです。
したがって、PAMM口座を長く利用したとしても、トレードのノウハウやロジックは全く手にすることができないわけです。

もしそれで利益が出ているのならまだいいのですが、そうでない場合だと資産が減っていくだけで何も得るものはありません。
FXを長期的に行っていこうとした場合、トレードスキルが上達しないのは大きなデメリットになると言えるでしょう。

MAM/PAMMが利用できる海外FX会社

MAM/PAMMを利用できる海外FX会社は以下の通りです。

会社名口座の種類
GEMFOREXMAM
FBSPAMM
HotForexMAM/PAMM
BigbossMAM
IronFXPAMM
LAND‐FXPAMM
TitanFXMAM /PAMM
AXIORYMAM

中にはMAM/PAMM両方利用できる海外FX会社もあります。

海外FX会社のMAM/PAMMは違法ではないのか?

海外FX会社が行うMAM/PAMMは、投資のプロが顧客の代わりにFXの取引をするというものでした。
本来このような業務を日本で行う場合には、金融商品取引法に定められている「投資運用業の登録」が必要です。

次に掲げる契約を締結し、当該契約に基づき、金融商品の価値等の分析に基づく投資判断に基づいて有価証券又はデリバティブ取引に係る権利に対する投資として、金銭その他の財産の運用(その指図を含む。以下同じ。)を行うこと。
イ 投資信託及び投資法人に関する法律第二条第十三項に規定する登録投資法人と締結する同法第百八十八条第一項第四号に規定する資産の運用に係る委託契約
ロ イに掲げるもののほか、当事者の一方が、相手方から、金融商品の価値等の分析に基づく投資判断の全部又は一部を一任されるとともに、当該投資判断に基づき当該相手方のため投資を行うのに必要な権限を委任されることを内容とする契約(以下「投資一任契約」という。)

(参照:金融商品取引法第2条8項)

この「投資運用業の登録」には、国内の金融商品取引業の登録を受けていることや株式会社の形態が必要になります。

先にあげたMAM/PAMMを扱っている海外FX会社は、日本以外の金融ライセンスを取得しているとこばかりです。
当然日本の金融庁の「投資運用業の登録」は行っていないケースが大半です。

この時点で、海外のFX会社は100%違法行為をしていることになります。

一方、こうした業者を日本人が利用することは、特に違法行為ではありません。

しかし、海外のFX業者はサービスクオリティや安全性に問題がある場合が多いので、Wikiでは国内FX会社の利用を推奨しています。

まとめ

ここまで海外FXのMAM/PAMMついて詳しく見てきました。

わたくしどもWikiFXの結論としましては、海外FXのMAM/PAMMの利用は全くおすすめしません。

理由は2つあります。

1つ目は、グレーな部分が多すぎる点です。
法律面でもそうですし、PAMMのブラックボックス的な部分であったり、詐欺まがいの勧誘が横行している実情もそうです。
不確実な点が多く、大切な資産を失う可能性の方が大きいというのが結論です。

2つ目は、FXトレーダーとして成長できないという点です。
やはり自身のトレードスキルが上がらない手法で取引を続けるのは、少々危険なことです。
利益が出ている時はいいでしょう。しかし問題は損失が続いた時です。

損失から回復する術を他に持たないまま人に任せた取引を重ねることは、FXトレーダーとして長期的に見るとかなりのマイナスになります。

投資に絶対はありません。安易な手法には手を出さないようにしましょう。

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全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
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この記事を書いた人

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